2018年2月1日木曜日

コザ・諸見里地区。

 諸見里ったらここだろ、なB級名所、よしだホテル。
その独特なエントラント。
これが裏口とかではなくて、正真正銘の正面入り口。


 もうね、軍艦島。


 玄関をウエスタンホテルと隣の建築物に狭まれちゃってるから
この独特な佇まいになっている。

 この諸見里地区も戦後復帰前の豊かだったアメリカの名残がある。



 消えていくコザの風景。



 諸見里社交街、通称百件通り。
昔はここも米兵相手のスナック街として賑わっていた。
この地区には売春特区みたいなのはなかったらしい。
意外と健全な地区ではある。
とはいえ昔ここと交錯するように存在していた
「新生パラダイス通り」というのがそういうピンクを担っていたようで。


 今を生きる。
ホンダにこの名前の車があった。
後にその名前はスクーターにもなった。
ホンダはしれっと今日をやり直したw



 店の前に駐車場確保すべく入り口を横にする。
車文化沖縄の独特なレイアウト(笑)

 もう平成も終わりますよ。

奇跡の晴れ間の撮影になったというのもあるが
ここまで危なくないと物凄く気が楽である(笑)


天候ってのは凄いね。
イメージがガラッと変わる。
ここが危なくないってのもあるけど、晴れるとそのイメージも凄いシンクロする。
こうなると4日間曇天だったのは撮りたい被写体とファインダー覗いているワタシ、
その両方が「欲しかった」シチュエーションなのかもしれないと思った。


 ってか奇跡的に晴れたな。
実際この奇跡の晴天は6日間中、この5日目の2時間だけ。
貴重な晴天の被写体で格好のゲート通りにすぐにでも向かうか。

時系列でこのアーカイブスは並べてはいるが
被写体の街は6日間に何度も足を運んで時間を変えて撮っている。
曇天の昼・通り雨で路面が濡れた時間・夜・朝方。
その時間の「それ」が撮りたくて
ワタシと相棒のアドレス125は沖縄市街を怒涛の様に往復していたのだ(苦笑)

 今となっては読む事すら難しい位にかすれたペンキ看板。

 そして沖縄特有の階段から手すりまで全部コンクリートな建物。


 軍艦島っぽく見える所以、か。

 無機質なのに何故か見飽きない。




 もうサンヨーはテレビ造ってないよ。





最後に夜のよしだホテル。
マジでキッチュで魅力的♪