2017年8月3日木曜日

遺品。

凄いものを譲り受けてしまった。
故人N氏が元々所有していたものをとある方を経由してワタシの元へ。
N氏はVOC(Vincent Owner's Club)の方で日本では有数のVINCENTコレクターであったお方。


世界に2個しかないワークスのFRPタンクを所有されているサイドカーに装着しようと試みて、
「田村君、このフレームに干渉する箇所カットしてリペイントしてもらっていいかな」
でお預かりして、勿論作業せず
(そんなヒストリックな逸品を切り刻むなんざ出来るワケがないw)
動向見守っていたら、
「田村君!あのタンク切っちゃった?カットして載せるって言ったらイギリス本国に怒られた」
とか(笑)

あのBLACK LIGHTNINGを所有されていたので雑誌の取材が入った際、
「田村君、あのライトニングだけど当時のまんまで少しみすぼらしいから
リペイントしたいんだけど」
無論そんな物リペイントとかしちゃったら世界中に命狙われて殺されるので、
みやけんさんにオリジナルを褒め称えてリペイントやめさせてくださいと連絡。
裏で手を回す(笑)
「田村君!あのライトニングだけど編集の人がこのままが圧倒的に良いって褒めそやすから
今回塗るの無しでいい?」
とか(笑)

所有されている車輛が多かったので一人では維持する為の走行もままならず、
「田村君、ファルコーネ1日乗り回してきて。最低100㎞は走って来て」とか、
「今回はブラックシャドゥ乗り回してきて。ラパイドでもいいよ
(どっちも高級車過ぎてイヤだよw)」
とか、それはもう色んな意味でファンキーなお方でした(笑)

そんな故人の所有されていた内燃機関がこうして回り回ってワタシの元へと来たのですが、
これに合わせて他の外装を揃えようものなら
只のぺインターでは確実に破産宣告してしまいます。
かといって飾ってオブジェというのも何かしのびない。
Photo byHiroyuki Maeda(Rustless



うん、N氏あれだけファンキーな方だったんだ。
ワタシの元へと来たという事は、
「オリジナルに拘るな、この内燃機関の味をとことん愉しめ!!」
という事なのかもしれない(苦笑)


ワタシはヒストリックな価値のある銘車を
「オリジナル」で所有する星の元には生まれてこなかったんだと思う。
GUZZI終わったらこれでボードレーサーでもでっち上げて遊んでみます(笑)
もうこうなったらこいつもルーミも魔改造な邪道な人生歩んでやるぜw


追伸:今回ワタシご指名でこれをお譲りしてくださった方は現在進行形ご存命の方なので
伏せさせて戴きますね。

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