2014年9月19日金曜日

Bye Bye,Summer(お仕事)

BMW RnineT以外にも色々と今年の夏は仕事がラッシュでした。
先ずはこのW1のタンク、フルレストア。

自分でも怪電波放置し過ぎてどこに書いたのか覚えていませんが
凄い穴だらけだったのを何とか直しました。
ついでに過去にも他の職人に穴埋めされた形跡も多々あり、
正直どこまでこちらで治すかこういう場合凄く悩みます。
見た目はともあれ、結構ちゃんと真鍮ロウや溶接をしていた形跡だったので
今回はその見知らぬ過去の職人とのコラボということになります。
こちらは滋賀県の「モジャモジャモータース」様よりのご依頼。
中村君、永らくお待たせしました!!
因みにモジャさんは名前から想像するに
店内ボンたわしだらけで痛そうとか
バーバモジャが可愛らしく工具握って仕事してるイメージありますが
とっても普通のビンテージモーターサイクルに強いShopでゴザイマス。
今後も朽ちていくビンテージモーターサイクル、共に復活させまくりましょう♪


結構前より入庫してるエンフィ。結構歪みまくりで困ってます。
このフェンダーは全然いい方です。
ですが微妙な歪みがあちこちなのでこうしてサフェ入れては砥ぎ出して
微細な歪みを取っては再びサフェ、という作業を繰り返します。
総パテしてしまえば簡単なのですが
それではリブの殆どがパテ製になっちゃうので(苦笑)

同じく微妙にザンネンなラインのDUCATIエリートのリプロタンク。
とはいえこんな形状のリプロが現在にあるのは有難い事。
こちらはインド製よりかはザンネン度低いので
2回のサフェ入れ・砥ぎつけで良いラインが出ました。
あ、この時点ではエンブレム穴開いたまんまです
(オーダーでは埋めてとあったので後日慌てて埋めました)

いきなり完成です(笑)
戴いたデカールが強烈に貼り付いて台紙から剥がれないという
トランスファーとは正反対のびっくりトラブルがありましたが
2日間中性洗剤水漬け置き・剥離待ちという気の長い作業にて回避です。

ソラマメタンク、独特の形状でカッコいいですね♪

無理して剥がそうとはせずじっと剥離を待ったのですが
ちょっと残念な事に上面のデカールは一部ドット欠けが(泣)
オーナーMotchie氏、ホントスミマセン。。。。。

フロントフェンダーのデカールは容易に剥がれましたが
使用時すでにゴールドにひび割れがありました。
まぁビンテージ使用するにはそれなりのリスクはありますね。
ん?もしかしてこのデカール新品なのか!?
トランスファーであのクオリティな海外製だし
これで新品っちゅうのはあるかも、だなぁ(苦笑)

実はこの車体、元はMonza250がオリジナルの姿。
それをMotchie氏がElite風にしたくて
今回フレームから何までも全てフルペイントして
外装も全てエリート系の外装入手して
憧れのエリートを造り上げるというプロジェクトでした。
でも、元がモンツァなのでMotchie氏自ら
「サイドのデカールはちゃんとMonza表記にしてもいいですかね?」
と、そんなご提案が。
ワタシ、むしろそういう正直なモディファイ、大好きですよ(笑)
ここまで外装揃えて全てリペイントして、となると
金額だって物凄くなります。
或いは人はそこまでしたのならもうエリートを気取ろうとするかもしれません。
そこをちゃんと(?)自己申告して元のMonzaにも配慮して、というのが
ワタシも凄く共感する大人の遊び心だと思いました。
なので字体等デザインは何だかあった風にワタシも遊ばせてもらいましたw
完成車はTRカンパニーさんでUPされると思います。
ワタシも愉しみです。
Motchie氏、これで一緒に秋のシングルドカラリー行きましょうよ♪

もう1台、今年の8月の大イベントだったW650。

こちらの車体は大変物腰の柔らかい大人の女性、H氏。
5月初旬よりメールにて色々やりとりしてデザインを練り
8月あたまより入庫していよいよペイントとなりました。

過去のワタシの作品集よりデザイン・色・フレークの感じ等を吟味してもらい、
更に本や雑誌等からも参考を持ち込み、3か月かけてディスカッション。
H氏自ら希望したメグロのエンブレムにアレンジを加えて
オリジナルのロゴを作成しました。

H氏が綿密にレスポンス返してくださったおかげもあって
ほぼ迷いなく作業が出来ましたデス♪

羽は銅箔、中央は銀箔、そしてリボンは炙りの入った金箔で。

ここで一旦箔の段差埋めの為クリアコート。
もう下のフレークとキャンディの作業内容については
ウチの怪電波で死ぬ程やってるので割愛です(笑)

実はH氏、9月初旬より北海道ツーリングに行くので
中々にタイトで失敗の許されないスケジュールで作業進めていきます。

こんな風に筆でアウトラインとディティールを描いていきます。
これ描いてる時期と箔貼った時期は真夏でも涼しい日が続いたので
正直物凄く助かりました(苦笑)

というワケで片側乾燥させつつ筆でせっせと描いて概ね4時間ちょい。
反対側に取り掛かります。

で、すんません。これもいきなり完成w

「クラシックな雰囲気だけどそこまで旧車してない感じで
派手というより優雅な感じで」
うん、綺麗にエレガントに纏ったと思います。

すぐにガソリン入れてツーリングに行けるように
タンクは何時間も近赤外線で炙り倒して強度出して。
H氏、ツーリングほんとぎりぎり納車ですみませんでした。
じっくりディスカッションして出来上がった車体を観て
ご満足戴けたようで何よりでございます。
あ、差し入れのBEERありがとうございました♪
この怪電波書いてる時はもう北海道から戻ってるかな?
是非今度多摩地区クルーらと一緒に走ってみたいものデス♪

当SHOP、業務内容はペイントがメインですが
こんな事も承ります。

GPZのタンク内のインナー洗浄・錆取り。
こちらはアサカワスピード様よりご依頼。
走行距離が4ケタ台という奇跡のコンディションの車体でしたが
タンク内が経年に勝てずちょいと錆浮き状態。
なのでウチに洗浄・錆取り依頼です。
ストーブ使って焚いて作業するので真夏には相当キツい作業なのですが
先に述べたように凄く涼しい日が続いた中で持ち込まれた
何ともグッドタイミングな入庫だったので
こちらも作業は楽に出来ましたデス(笑)

外装はとっても綺麗なので何もする事ございませんw
が、その分扱いには超気を遣います(苦笑)
ご用命、ありがとうございました♪




















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