2013年12月30日月曜日

The Last of 2013。

相変わらず仕事三昧だった12月。
最近は怪電波もあまり発信せず籠っておりました。
因みにウチへの検索ワードで常に上位にいるワードで
「多摩丘陵地から怪電波」があります。
そんな大それた事はワタシ、やっとりません。
もしかしてこれ、公安の方とかがチェック入れてるのでしょうか?
いつかは国家転覆なコト書くかもしれん、なのか
偶然チェックで引っ掛かって面白いから継続して読まれているのか
まぁどっちにしろ今後共よろしゅうに(笑)

零式艦上戦闘機。

仕事の隙間を縫っては魚肉ファクトリーの内装仕上げに。

窓枠のオイルステイン塗りにいきます。
神山、刷毛で十分塗れるがやw

そんな魚肉ファクトリーのリビングも森クンの活躍で
遂にフローリング全面完了デス。

当初はフロアカーペットか何かでいいだろ、だったんですが
森クンが仕事の向上の為に廃材フローリングかき集めて貼ってみたい、と。
若者の向上心には大人は応えなきゃなりません。

半年掛ろうともフローリングの色がちぐはぐだろうとも
魚肉リビングに立派な床が誕生しました。
森クン、ホントThanx!!!

シングルドカラリーに参加したという事で
何とイタリア本国よりDESMOオーナーズクラブの正式登録の品が送られてきた。
カードにはちゃんとワタシの名前も入ってる。
ありがたきシアワセだが、ワタシのビッチ、ノンデスモなんですけど(苦笑)
本社に登録されたという事は公安にマークされたも同然なので
これからはビッチのカラーリングをオリジナルに戻して
デロルトのキャブレターに戻して
CEVのテールとアプリリアのライトに戻して
どうにかシレンチウムマフラー探し出して
純正を愛していくように心がける所存であります(棒読み)

まぁもうウチのBitchは手遅れだから放っておいて、
現在お預かりのシルバーショットガンのデカールですが

なんてこったい。。。。

新品の状態で黒くて硬いブツがシール面に付着してんじゃん。
しかもこれのおかげで表面破れてんじゃん。。。。

こんなデカール、また海外に発注していつ来るか未定な上に
またブツ野郎がいたら卒倒しそうになるし
ワタシも完成出来ないとおまんま食い上げになってまうわ。
オーナーI様に℡してこれくらいならエアブラシで描けますと伝え
それでやらせて戴く。
これで年内確実に終わるのが間違いない。

もうね、トランスファーといい海外モノのプロダクションの酷さは閉口する。
クオリティに左右されて納期未定になるなんざ
どう考えても素晴らしいモノなんかじゃない。

こう言っちゃあ何だが、メイドインジャパンでこんなふざけたクオリティ、
観た事無いわ。
勿論自分自身にもメイドインジャパンの自負心があるが
他の方のジャパンにも外れなどほぼ無いと言っていい。

もうね、お国柄としか言い様がないよね。
このプロダクションでも文句もなければ問題もないんでしょ?
海外の仕上げの車体とかみても正直あちこち「つめ」が甘いの、多いよね。

それともジャパンが煩いのかな?
まぁいいや。
どう転んだってワタシはジャパンで産まれてジャパンで仕事してて
ジャパンに拘っている。

これからもきちんと仕事をこなすまでです。
ワタシはワタシの技量しか信じない。
だからデカールとかトランスファーが嫌いなんだ、そっかw

I様、永らくお待たせしました。

仕上がりにご満足戴けましたら幸いです。

こちらも永きに渡ってお預かり中のモトイタリアーナ鈴鹿さんのGUZZI。
車体のペイント見本でカスタムペイントされてる車体の画像を戴いてはいたのですが
ほら、他人の仕事をまんまパクるのって失礼極まりないじゃないですか。
オーナー様が望んでの事でしょうが
ウチもよそ様に結構パクられてきてるので
ワタシはそんな事はしないようにしなくてはなりませぬ(笑)
でもおかげでデザイン試行錯誤してたら時間掛っちゃったです。。。

サイドカバーはチェッカーと文字入れて欲しいとオーダーがあったので

まずはチェッカー片付けちゃいましょう。

参考の車体がまんまチェッカーだったので

こちらはチェッカーに動きを与えておきましょう。

嫌味にならない程度に。

枠は時間掛ったお詫びの気持ちでちょっと奢りましょう。

ワニス塗って乾燥させて銀箔をそっとあてがいます。

一旦これでクリアコートですね。
年明け文字入れて最終コートしたら完成ですね。

タンク上は全くのオリジナルでいく事にしました。
とはいえこれだけだとおねしょマークです(笑)

こっちは金箔がいいでしょう。

このGUZZIの文字体は戦前にマン島に参戦していた頃の
ワークスチームが着ていたセーターのフォント。
ワークスチームでウールのセーター着てたってのが
もうその時点でトラディショナル(笑)

戦前から戦後まもなくまではGUZZIはレースシーンで
結構な輝かしい戦歴を残しているのです。
敗戦国だったのにいきなり戦後に戦勝国のマシンと渡り合えたのは
GUZZI本社が物凄く辺鄙な田舎にあったので
爆撃を免れたからなんです。
ピアジオやイノチェンティは見事にやられましたから
戦後復興までにかなり時間を要したのです。
因みにDUCATIは戦前には存在すらしてません。
GUZZIはイタリアでも最古参のモーターサイクルメーカーなのです。

勘のいい方はもうおわかりでしょうが、
このおねしょマークが何なのかはまたの機会に。
一旦こちらもここでクリアコートして今年は終了です。
こちらもあと文字が入って終了です。

ダストビンカウルのGUZZIといえばV8レーサーがあまりにも有名ですが、
実はあの車体は戦歴としてはあまり戦果上げてません(苦笑)
GUZZIは250と350が強かったのでゴザイマス。
とはいえV8は有名車なのでそれ描きましたw
奥のアンバサダーは年内最終日を勘違いしてたので
納品間に合わずここでぶら下がって年内越します。。。。

年内最後の週末、
慌ただしくてセッティングしてなかったのですが
いつもの多摩地区業者忘年会をば。

そしてこの日、各業者に改まってお話がという46氏
何の話なんだろ、と各自ドキドキして伺いましたが
「実は俺、シャフト車嫌いなんだよね」という
とてつもなく衝撃的な内容で一同驚愕しました。
勿論ウソでゴザイマス。

すると今度は木谷氏も衝撃の告白が。
「実は俺、60年代とか70年代の車体もやるんだよね」
戦前車以外はやらないと思っていた皆一様に驚愕した次第です。
これは結構事実だったりします(笑)

「そもそもメディアがカスタムとオリジナル住み分けるからいけないんだよ」
「そうっすよ俺の造ったソフテイルSR買ってくださいよ」
「いやもう俺置き場無いよ。というか最後は売り込みかよ」
メディア代表のみやけん氏に説教が始まります。
勿論ウソでゴザイマス。

46さん、酔ってます。
結構ホントでゴザイマス。

予めのセッティングが出来なかったので
多摩地区、新年会やりましょう。
皆さま今年もお世話になりました♪


そんなこんなで先ほどやっとこ大掃除終わりました。
皆さま、今年もお世話になりました。
ご用命、ありがとうございました。
そして怪電波をお読みになられている皆様、
どうか物騒なので多摩丘陵地では検索なさらないでくださいませw