2011年11月9日水曜日

列記に次ぐ列記、その1。

先ずは本日午前中。
昨晩、魚肉ガレージ近辺で大きな火災があったので
まぁ様子みがてら生理整頓しに行く。
ガレージへ向かういつもののんびりした道を走ると





















ぬを!?




















火災どころか爆発してんじゃん。
危うく魚肉のローバジェットなレーサー達が藻屑になるところだった。








まぁとりあえず無事だったのでガレージを整理整頓。
すっきりした。




















調整の終わったなかじのTYをガレージに戻し、
今年の冬の娘っ子の練習用のPW50と80を持って帰る。








もう結構前だが
あまりに朝から天候が良かったので
「午前中に奥多摩でも1本走ってこよう」と思いつき
朝から周遊へ出発。




















平日の朝は誰も居なくて気持ち良いものです。
さらっと4時間くらいで店に帰ってこれるのも地の利ですね。
今が一番良い時期かもです。




















帰りしなやまさんに挨拶。
悪ぃ、今日はBEER持って来てねぇわw
店にあったアップルサイダーで我慢せぃ。
あ、ブラックは俺のね♪























今、お店にデカいV-RODがおります。
全身にTATTOO(レタリング)の希望。
ジミヘンの「PURPLE HAZE」の歌詞を
全身に纏いたい、との事。
ダーマトでアタリを付けて作業開始です。





















別冊の松田氏がレストアしてるNSR250。
この車体ももうそろそろレストアという言葉の領域になるのですね~
こちら貴重なHONDAウイングマークは残してペイント。
なのでサフェの際もマスキングしてあります。
この段差と取り除く作業が必要となります。




















ペーパー当てて段差をスムージングしていくのですが
当たり前ですがウイングマークにはペーパー当てられません。
なので砥ぎの際にマークをマスキングして保護しておくワケですが
見切り線いっぱいに保護用のテープを貼っちゃうと
見切りが綺麗にスムージングされなくなってしまいます。
なので見切り線から0.5mm程離して保護します。
この0.5mmでマークにキズを入れる事無く砥いでいくのです。
超ちまちました作業となります。




















これを外周ぐるっとやっていきます。
夜店の型抜きさせたら多分巧いです、ワタシ。
秋の祭りシーズンだから
暫くそれで食おうかな?(笑)
まだ1色も吹いていないので
マークの上には全くクリアが掛かってないので
本当に削ってしまうとおしまいです。
相当にちまちまと指先と目視だけで作業していきます。
ちまちまちまちまちまちまちまちま・・・・・・・




















片側およそ2時間半。
両面で5時間。
マーク近辺の段差取りが完成です。
ここから全体をサフェ砥いで1色目のホワイト吹きます。
勿論その際はまたこのマークはマスキングします。
上からラインテープ貼って透かし頼りにアートナイフで切っていき、
ホワイト吹き終わったらマスキング撤去して
上からクリアでコーティングされていく工程です。
ナイフで切ってマスキングするのは
片側30分もあれば出来ます。




















ウイングマークを守ってきた猛者達の屍が
作業台の下に溜まっておりました。
ごくろうさま。
グッジョブをありがとう。
ここで貼るテープも銘柄が変わると
どこまで砥ぎの耐久力があるのか、とか
溶剤に対しての糊の「戻り」耐性はいかほどか、とか
多少曲げて(引っ張って)貼った際の密着性はどうか、とか
事細かに仕様が変わるので
材料屋がいつもの品番と違うテープとか納品してくると
正直なかりイラっとします(苦笑)
何かイヤな姑みたいな稼業です。。。
でも作業中に覚えるフラストレーションが少ない程に
ペイントは成功率も格段に上昇します。
そう考えると
プライベートでほぼちゃらんぽらんなワタシが
よくもまぁこんな稼業続けてるな、とはたまに思いますw